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2008.08.28 ユーロファイター・タイフーンについて

 さて、最近タイフーンをイギリスが買ってくれないか、という話がある、というのをちょくちょく聞くのですが、なんだかなぁ、と思っているMIBですこんばんわ。


 いや、だってあれライセンス生産じゃないはずで、日本的には論外の筈なんですが……F−22の話にしたって、メーカー側が生産ラインを継続させたいから売らせてくれ、って話を、日本側がライセンス生産させてくれ、という事からややこしくなって、さらには禁輸措置継続で目も当てられないことになってるわけで。
……F−35?悪くは無いが、絶賛デスマ中なので……。


 それに、タイフーンの生産を認めさせたところで、三菱重工、ないしIHIが生産に参加する事になるのだろうが、ワークシェアの配分問題で一揉めする事になるだろう。ただし、立ち回りのやり方によっては悪い選択肢ではない、というのは事実である。


 といっても、日本製AAMやASMの搭載に向けての改修は必要であるし、トランシェ2相当品である、とされているために対地攻撃能力は限定的である、と言われている。この辺の問題をどうするのか、という点が、購入するとすれば気になるポイントだろうか。逆に言えば、ここさえ解決すれば、まあ何とかなる、という話である。


 ただし、整備については問題があります。旧ソ連製の機ほどではないとはいえ、これまで導入してきていた兵器体系とはまた違ったものです。整備の教育にだって金がかかるのですから。銭金抜きで戦争を考えるのは大概アレですし。
(T−2やF−1でIHIはRRのエンジンをライセンスしていましたが)





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Post at 22:54(木)/No.349軍事関連Com:5Tb:0Top↑

2008.08.09 核武装は有りなのか無しなのか

 さて、久々の更新がこんな刺激的なタイトルだってのもどうかと思うのですが、かといって、いまさらつくろったって仕方があるまい、という開き直りをしてみるMIBですこんばんわ。


 で、核武装(無論日本の)なのですが、当ブログではこの手の主張を何度か取り上げ、その悉くを否定的な色彩で語っていましたが、さてどうなのだろうか、と考えてみる事にした。
広島出身というだけあって、この季節には毎回毎回原爆の被害については見せられてきましたし、その廃絶を訴える文章を毎年テンプレのように書かされてきただけあって、実際食傷気味なのですが……

まず、軍事的な観点から言えば、周辺諸国は韓国や台湾を除いていずれも核武装、ないし核武装をする恐れのある国家ばかりであり、その意味では日本単独では核抑止が成り立たない。
故に核武装をするべきだ、いや、しなくてはならない、というのが概ねの核武装論者の、極めて単純化した論点である。

 ただし、この手の主張では、必ずアメリカと同盟を切っているか、アメリカとの関係が極端に悪化している、という付帯条件がついていたりもするし、そもそもアメリカとの同盟それ自体が信用できない、という事を言っている人物も多い。アメリカの核の傘に信用が置けない、というのがまずこの手の議論の大前提であろう。

と言って、この主張に当方としては同意することができない。
というのも、確かにアメリカという国家を信用しきる事ができない、というのは同意できるが、それはどこの国でも同じである。依存しきるのは危険である、という主張が有るが、それは一般論としては賛成だが、金の沸き出る泉を持っているわけでは無い以上、妥協点を探るべきであろう。

 で、あれば他の核保有国との関係強化をもくろむべきであろうが、周辺諸国は少なからず、というかかなりの割合で利害の衝突があり、一致点を見出す方が幾分難しい。中国に対抗すべくロシアと組む、という手は有るが、アメリカと同レベルの安全保障をロシアが提供しうるのか、というとかなり難しい。仲良くしておいて損は無いだろうが。

 そもそも、ミモフタも無い事を言えば、核の傘が信用なら無いものであれば、ヨーロッパの核の傘も陳腐化してしまうし、アメリカは有言実行で信頼を勝ち得てきた国家であるから、それを損なう理由があるのだろうか、と思う。加えて、例えば東京に核攻撃が加えられたとすれば、都内にあるアメリカの基地などにも被害が行くし、兵隊やその家族の被害を無視してまでヘイコラする理由はアメリカには無いだろう。

 それに、核武装それ自体の困難性も挙げられる。日本国内にある核物質は平和利用に限定されているし、仮に制裁を加えられれば、それに耐え切るだけの地力は日本には無い。
高爆実験もせねばならないし、核実験も行わなくてはならない。爆発をするかどうかも分からない爆弾を、抑止力として使おうとは思わない。

 原爆製造には実験をする必要は無く、シミュレーションを行えばよい、という風な言説も見られるが、データはどこから取ってくるのか、という話になってくる。かりにそれで完成したとして、爆発するとシミュレーションでは出ていても、実際には爆発しませんでした、では困る。

 さらに、ミサイルの問題もある。H−2Aロケットを使おう、という噴飯物の意見もあるし、RVの研究も必要である。その実験はどこで行うのか、という問題がある。
(なぜH−2Aを使うのが噴飯物なのかと言えば、扱いの難しい液体水素と液体酸素を主燃料としており、発射準備までにかなりの時間がかかるため、兵器としては使えない)

では、逆に核武装すべき、と当方が考えるような状況下を考えてみると、国際的な孤立状態で、各国の脅威が差し迫ったものとなっている……ぐらいしか正直思い浮かばない。
 真面目なお話、デメリットばかり目に付いて、メリットが観念的なモノが多いように感ずるから、というのもある。

……というようなことを原爆の日に考えていたのだが、政治的な部分に関しては……どうなんだろう、としか答えようが無い。専門外ですし。
まあ、そもそも日本が核武装をする必要性に迫られる状況、ってのが既にデッドラインに向かって全力疾走してるようなもの、という感じだと思ってもらえれば。




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Post at 00:09(土)/No.347軍事関連Com:3Tb:0Top↑

2008.04.27 久々の更新。そして疑問。

さて、おおよそ何日ぶりやら数えるのも大変あれと言うか、既に大方の読者様方に見限られているであろうどうしようもなさを発揮したMIBですこんばんわ。


……いやその、微妙に最近忙しいんですよ、ええ。ただ単に更新に気が乗らなかったとかいう微妙すぎる裏事情は有ったり無かったりしますけど。


さて、微妙な自爆をしながら、本題へ。

とある言説を聞くたびに、うーん、どうなのよそれ。と言いたくなって来る事がある。自衛隊を万能の軍隊であるかのように語り、先制攻撃をかけよと煽動する人間の場合は……まあ容赦なく無理だ、現実を見ろと笑顔で言って差し上げる。だが、今回は実現したら面白いよねレベルの話なので、それはそれでいいのだが、どうなのだ、と最近思い始めた。

何かと言えば『フランカーに日本製のアビオニクスを搭載すれば最強』という、軍事関係では良く聞く言動である。

まず、これについては第一にして最大の突っ込みどころがある。

『そこまでロシアが政治的に甘いとでも思ってるの?』である。第一、ドンガラだけ売ってくれればいいから、その他の物は日本がやるのでおたくらのサポートは要らんよ、ではロシアも困るのだ。
何で機体が安いのか、という事を考えてみれば分かるのだが、ものの単価が安ければ、当然の帰結ながらどこかで費用を回収せねばならんわけである。別に単体でもまったく利益が出ないわけでも無いだろうが。

では、どこで回収しているかと言えば、ロシアはサポートで回収をしているわけで、カタログの価格だけで兵器を購入するのはいけないよ、というお話である。そもそも、アビオニクスを独自に搭載するという事は、その開発費も開発期間もかかるわけである。せっかくの低価格(とはいえ、サポートで回収されるのだが)を犠牲にするメリットがあるのだろうか?

 加えて、仮想敵国であるロシアに喉元を握られるのだし、アビオニクスを搭載したい、という時点での契約内容によっては、技術ダダ漏れの可能性もある。そのリスクを考えるのなら、あまりに嬉しくない展開だろう。

 さらに、整備の問題もある。今までは欧米の機を導入してきたのであるから、整備員の教育にもそれなり以上の時間と、労力と費用がかかるであろう。教育費も当然ただではない。
そもそもの話をしてしまえば、日本は仮想敵国の機を圧倒できる(すなわち、数的不利を質的に補おうとしている)機を求めているのであるから、仮想敵国と同水準のフランカーを導入するなど、まずありえない。何のために空自の中の人たちがF−22にラブコールを送り続けているのか、少しは考えてもらいたいところだ。



……まあ、ざっとこんなところです。リハビリにはちょうど良かったかな。



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Post at 22:39(日)/No.338軍事関連Com:0Tb:0Top↑

2008.04.12 某所で見たニュース

まあ、某所と言っても良くコメントを残す某氏こと mukke さんのブログの所で、よく某匿名掲示板と言って批判される某2chではないという、微妙としか言いようのないネタを思いついて書いたものの、若干どうなのかねぇ、という気分になっているMIBですこんばんわ。


いや、たまたま軍事関係のことだったので、ちょうどいいと思いまして。ロシアとの軍事交流についてさらっと調べてみたら外務省のサイトに簡潔にまとめてあって、書く事ねーな、とか思いつつも本題へ。

Russia and Japan discussing relations in military field(ソース: ITAR-TASS

MOSCOW, April 11 (Itar-Tass) - Chief of the General Staff of the Russian Air Force General of the Army Yuri Baluyevsky and Chief of the Joint Staff of Japan’s Self-Defence Forces Takashi Saito discuss issues of bilateral relations in the military field, as well as the situation in the Asia-Pacific region at a meeting in Moscow on Friday.

“I’m sure that that the talks will contribute to the strengthening of relations between our departments and personally between us, as the leaders of the Armed Forces’ staff structures,” Baluyevsky said opening the meeting. “Our Japanese friends are our neighbours. I’m sure that relations with Japan will continue to be our main priority in the future. This meeting is the continuation of the policy that Russia has been pursuing in the last years. I’m sure that President-elect Dmitry Medvedev will continue the course that have been pursued during the last 8 years, including in the military field.”

Baluyevsky stressed that at such meetings “we always discussed the most urgent issues, including relations in the military field, as well as estimated the situation in the Asia-Pacific region.”


まあ、記事の内容は特にいう事は無いと言うか、ロシアのバルエフスキー参謀総長と、日本の斎藤隆統合幕僚長がモスクワで会談した、というだけの話なので。

ただまあ、このバルエフスキー参謀総長、核の先制使用もアリだ、と言った御仁なのですが(これは誤情報であったようです。きちんと一次ソースに当たらないと駄目ですね、やっぱり)会談に当たったのは、日本の統幕長のカウンターパートだからでしょう。特に含みは無いはず。当然ですけどね(有ったら困るというか。主に反応に)

ちょっと古い資料ですが、防衛交流などはこちらをみれば概要は分かる筈です。現場の交流もあるみたいですね。

何回か言いましたが、交流をして、お互いに理解を深める、と言うのはかなり重要な事です。お互いの考え方を肌で理解していれば、余計なゴタゴタがなくて済むのですから。








…………だいたい、戦争なんて起こったら大事な兵器が傷つくじゃありませんか(笑


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Post at 22:42(土)/No.336軍事関連Com:4Tb:0Top↑

2008.04.05 見本市

さて、タイトルどおりそういう場所に行ってきたのですが、友人に話してみると、お前がそういうところに行くとなると、兵器の見本市に行って買い付けしてるみたいだよな、と大変失礼と言うか、ヘッドロックの一つもかけたくなるありがたい一言を賜ったMIBですこんばんわ


……いや、さすがにそっち関係ではなくて、バイト先のからみなんですが……あんまり詳しく書くと、バイト先の中の人に今度はヘッドロックをかけられる羽目になるので。ちなみにこのサイトを知ってます


まあ、詳しくはmixiにでも書こうかと思いますが、書いちゃあかんところは書かないのなんて当たり前なので、期待はしないように、と言いつつ本題へ。

さて、ずいぶん前なのだが、清廉会の座談会に出席させていただいた。ちょっと議論としては消化不良というか、話したい事はあったのに日銭を稼ぐ仕事に行かねばならぬという事態になったので、まあそれもむべなるかな、というところです。


議題が『どうするロシア外交』というものだったんですが、どちらかというと軍事面のアプローチぐらいしか語り口が自分には無い国なので、少々困った面はあります。あんまり名前を出すのもあれなのですが、mukke さんあたりならもっと語れたかな、という部分が。いや、結局名前出しちゃいましたけど。


……というか、日本との外交問題で有名なのが北方領土問題であったこともあって、それ関係の話に終始してしまい、こりゃもっとロシアのことを知ってる人を呼んだほうが良かったよな、って面も。じゃあ誰呼ぶんだ、って話になってしまいますし、その辺が課題でしょうかねぇ。とまあ、このくらいが外野参加者として言えることです。
……その、実は人権関係での注目がどーのこーので流行り廃りがある、ってミモフタも無い話をしたせいか、途中で会話が止ってしまって、物凄い冷や汗かいた記憶があるので、あんまりえらそうな事はいえないんですが。
(あと、全部の話を載せるわけにはいかないので(途中でいらん話もしてますし)編集はしてますが(こちらも了承済み)ちょっと発言で詰め込みすぎだろ、これwという部分もあったりしますし、その辺に関してはどうなんだろ?ってのもあります)


で、後日やった座談会で面白そうなのがあるのですが、そっちの議題が核武装関係の話なのですが、何でこっちにも呼んでくれなかったんだ、というのがw
次回があるなら是非参加したいところ。参加者もこれまた面白そうと言うか。


まあ、どちらもどうにも時間不足で途中で話の腰を折ったような感じがするのは、皆さん仕事を抱えている以上仕方ないんでしょうけど(次の日に皆さん仕事がある)途中で話がおわったから、日を改めてもういっぺんやらん?というのがあればいいかもしれない。というのが座談会に参加した感想でしょうか、と言って筆を置いておく。





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