電波は電波でも

 電波は電波でも、無線のほうの電波だ、と言っておかないと、筋少で良く使われていたアレだ、と誤解されかねないので一応予防線を張っておくMIBですこんばんわ。
 いや、某最近規制がどうのとかますびしいジャンルが元ネタ、と書いてツッコミ待ちをやろうかと思ったんですが、それはそれとして……。

 無線LANが物凄い勢いでブチブチ切れるもので、こっちの血管が切れそうになったのですが、いくら怒ろうが電波の感度が良くなるわけもありません。おのれ、どっかのアホタレがハム無線の違法局でも開設してやがるのか、としょうのないことを考えていたのです。

 ですが、ふと思い起こしてみれば、無線LANというと使用している周波数帯は2.4GHz帯であり、アンテナの自作でもやってやろうかと思っていたのですが、こちらはというと電波法にものの見事に見事に引っかかるぐらい違法ですし、手元にある機材がいずれもアンテナを追加できない構造となっており、一々分解して半田付けしたりをする手間を考えると、現実的ではないわけです。だいたいこっちも違法ですし、何より中の人は半田付けがヘタです。はっきり言って。

 まあ、だからプログラミングに走ったのですが……と、あまり関係の無い話でした。

 で、何をやったかというと、電波法上は問題の無い反射板の設置です。親機の方にも設置したかったのですが、これはちょっと問題があったので保留としました。
 無線LANというと、ミもフタも無い言い方をすれば電子レンジと同じ周波数帯なので、厚紙にアルミホイルを巻いて、それをレフレクターとすればよいのですが、たまたまアルミホイルが家にない。百円ショップに行ったら呪いかと言うレベルで売り切れ。じゃあどうするよ、と考えていたら、目に入ったのが煮物に使う落し蓋。

……脳裏をよぎったのは、これを曲げてパラボラ状にすれば電波状況を改善できるんじゃね?という事。そして、使っていたワイヤレスデバイスはUSBタイプ。付属していたフレキシブルケーブルはありますし、ぶっちゃけUSBの延長ケーブルなんて売るほど持ってます。

 具体的な工作内容はというと……

1.落し蓋の中央を(金属を切れる)ニッパで切り取る。
2.このままではUSBの端子が入らないので、ニッパで切れ込みを入れて、ラジオペンチでひん曲げる。
3.USBケーブルを通す。テープ止め
4.ああでもないこうでもないと、電波強度を見ながらラジオペンチで落し蓋をひん曲げる。
5.高所に設置で終了。

 ちなみに、落し蓋は100円で済みました。たったの百円で電波状態は劇的に改善され、通信は安定。さらには通信速度も54Mbpsは出てます。見栄えを気にしない方は是非。あと、アルミホイルのほうが楽に決まってるだろ、と仰った方はシベリアで木を数える仕事に従事していたきたく存じます。
 ただ、もっと厳密にやれば精度は高められるでしょうから、100円でどこまでやれるのか、と言うのを試してみたくも……すいません、嘘です。


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tag : 工作 電子工作(?)

自分で人体実験

 さて、人体実験というと、いろいろとアレなワードがゴロゴロと飛び出してくるのですが、今回はよく槍玉に上げられるWW2の枢軸側ではなく、連合国側でのお話です、と言ってみるMIBですこんばんわ。

 いや、というのも、たまたま図書館でめっけた本がそれがらみだったので。分厚い本なので最後まで読了できていないのがあれですが、いろいろと新鮮な驚きを提供してくれました。

太平洋戦争連合軍の化学戦実験 ~オーストラリアにおける毒ガス人体実験~太平洋戦争連合軍の化学戦実験 ~オーストラリアにおける毒ガス人体実験~
(2009/04/22)
ブリジット・グッドウィン

商品詳細を見る

(あ、アフィなので、嫌な人は踏まないように)

 とりあえず、値段が値段だけに、図書館あたりで捜したほうが早いです。読みかけですが、6000円弱の価値はあるかとは思います。
 内容はというと、商売の妨害をするのもあれなので詳述はしませんが、オーストラリアが『自国兵士』の志願者を募って人体実験をしたのだが、その背景となったものは一体何か、何が行われ、どうしてそのような事態になったのか、というものです。

 面白かったというより薄ら寒くなったのは、毒ガスの実験を自分で行い、そして息子にもまた実験体として手伝いをさせ、その息子は十分に耐えられる苦痛である、と認識し、毒ガスは人道的な兵器である、と主張し、それが広く受け入れられたという点です。とはいえ、実験後に休息が取れる彼らと、それどころではない兵隊とを同一視していた時点で……。

 いささか違和感があるのですが、第一次大戦後も同様の主張をしていたらしく、そのことがオーストラリアでの実験の遠因となったようです。なんというか、顔の引きつる話ですね。
 直接的な原因は、日本軍の中国大陸でのきい弾の使用したことなのですが……。幸いにしてというべきか、皮肉というべきか、南方戦線では使われなかったようです。

 人体実験に参加した兵たちは、その後も後遺症に苦しむものの、参加したという事実それ自体が機密であるため、どうしてこうなったのか、と言えず、適切な治療を受けられなかったようです。
故にこそ、このような本が出たのですが。

……それにしても、人間の狂気というものは恐ろしいものですね。ともっともらしいことを言いつつ終わる。



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テーマ : 歴史全般
ジャンル : 本・雑誌

tag : オーストラリア 毒ガス 人体実験

いくらなんでもマンハントを許すわきゃねえだろ

 なんというか、いかに普段シベリア送りだなんだとネタにしていても、さすがに超えてはならない一線を越える国だ、とは考えていませんでしたが、さすがにこんなネタに釣られるのはどうかとおもったMIBですこんばんわ。

 というのも、2chのニュース系の板でロシアの富豪がソマリア付近の海域(海賊が跋扈している例の海域)で、ロシアの富豪が海賊を撃ち殺しに行ってる、という話があったので、いくらなんでもネタだろ、と思っていたのです。どこかで聞いたような話でしたし。

 というのも、さすがにこんなツアーは止められるはずですし、どこがそんな船の保険を引き受けるのかと……この船舶の存在自体がリスクだと思うのですが。停泊してる港に報復なんてされたらたまったもんじゃないでしょう。
 だいたい、ロシアはいろいろ言われることはありますが、こんなことを許すような狂った国じゃないでしょう。いくらなんでも馬鹿にしすぎです。失礼通り越して、もう本当にどうかと思うのですが。

……で、そんなことを考えていたら、案の定ガセだった模様。

軍事的デマに飛び付いた人達(ソース:週間オブイェクト)

何か怪しいな、と思ったら、それが本当かどうか一次ソースか或いは、可能な限りそれに近い情報をチェックすることが重要です。ウソをウソと見抜けるように皆で努力しましょう。

ロシアで海賊を “合法的に死傷させる” ツアーが問題に - ロケットニュース24(β)

正当防衛の名の下に海賊を殺傷するツアーを、ロシアの旅行代理店が企画していると糾弾するこの記事は、何もかもがウソでした。


ソマリア海賊狩りツアーはデマか - 火薬と鋼

意図的なネタとして作られたウソ記事を、伝言ゲームの途中で本当の記事だと勘違いして、そのまま本当の事だと誤まって伝えられていきました。

もし「ロシア人ならやりかねない」と思って何も検証する事もなく鵜呑みにしたのであれば、それはロシアに対して大変に失礼な行為です。今回の場合は大元はロシア語の記事ではなく、英語で書かれた嘘ニュースサイトが出発点だったのですから、ロシア語の原文をチェックする必要すら無かった筈です。

怪しいネタなのに何の疑いもなくダボハゼのように飛びつく行為は、恥と思ってください。

(後略)


 まあ、引用部分で言いたいことを全部言われちゃったのですが、一番問題なのは、ロケットニュースの情報リテラシーと、このネタに飛びついたブロガーのそれだと思います。

 脊髄反射してねーでちっとは考えろよ、と自分に言いつつ終わる。
(えらそうなことを言っている自分が同じような間違いをしない保障は無いため)


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FXは欧州の夢を見るか

 さて、このサイトでFXというと、ひところ流行った外国通貨の両替で利鞘を得る、というあれではなく、無論自衛隊のF−4EJ改代替の次期主力戦闘機であるFXのほうだよ、と言って見るMIBですこんばんわ。

 いや、たまにFXで検索してたどり着いた方もいらっしゃいましたし、そういう方には向かないサイトですので、がっかりしたんではないかなあ、と思いつつも……。まあ、いろいろ言われているように、この問題はかなりすったもんだしており、二ヶ月前に(更新がここのところ完全に停滞していたので、未だに一ページ目に残っているはず)望みが絶たれた! というタイトルで掲載したのですが、いわゆる日本向け仕様の開発をやるなら輸出してもいいよ、という記事もあったのですが、まあその条件が……。

 というのも、F−4EJ改は本来なら2008年時点で既に選定されていたはずで、退役予定だったのにずるずると引きずっている形なのです。で、どうもF−22を導入したいが、現状米軍向けの調達もオバマ政権が減らす、という発言をロバート・ゲーツ国防長官が行っていたため、さらにグダってる。その上、上述の条件がなかなかに凄いものだった、という点です。
(青だと見えづらいので、以後引用部は茶色に致します)

F22戦闘機は247億円 米議員、輸出解禁に期待(ソース:産経新聞)

 【ワシントン=有元隆志】ロイター通信は5日、米議会多数派民主党の重鎮ダニエル・イノウエ上院歳出委委員長がゲーツ国防長官と藤崎一郎駐米大使に書簡を送り、米空軍の最新鋭戦闘機F22Aラプターの輸出解禁に期待感を表明するとともに、輸出した場合、日本への売却価格は1機約2億5千万ドル(約247億円)程度になると伝えていたことを報じた。

 現在、F22の輸出は軍事機密を守るため禁止されている。ゲーツ国防長官は5月の日米防衛首脳会談で、「オービー修正条項」と呼ばれる歳出法を理由に、日本への輸出は厳しいと伝えていた。歳出委員会が輸出解禁を支持すれば、F22を航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の最有力候補と位置付けている日本側に取得の望みが出てくる。

 米軍は1機約1億4千万ドルで調達している。日本に輸出する場合、輸出仕様にするための設計・改造費などを含め約1億ドルを上乗せした格好だ。7〜9年で納入可能という。

 F22はレーダーで捕捉しにくいステルス性を備えた世界最強の戦闘機ともいわれている。ただ、イラクやアフガニスタンでの戦争に使われていないこともあり、ゲーツ長官は調達中止を決めた。これに対して、議会からは雇用の確保などを理由に生産継続を求める声が出ている。


 7〜9年かけてまでダウングレードしたモデルを開発する費用を出して、まあ、それでも性能的には非常に高いのでこの価格でも大丈夫は大丈夫。……というか元々米軍納入価格で買えるはずも無いのですが、それならF-35があるわけです。
 デスマってるとかいろいろ言われていますが、ある程度目処は立っているようですし、開発に参与している国以外でも買える様な時期となります。その間F−15Eだとかをリースしてもらえるのならばともかく、純減となると論外ですし……。
 なんとしてでも欲しい、というのならともかく、どの道実現性が低いのは確かですから……賭けるような話でもなさそうです。この辺は空自の中の人の判断ですから、私がどうこう言った所で変わる話でもありませんが。

 で、さらにマイナス材料が出てきてて……本格的にこれはもうだめかもわからんね。今に始まった話でもないけど。

F22輸出は困難 米空軍トップが見解(ソース:産経新聞

米空軍制服組トップのシュワルツ参謀総長は11日、最新鋭戦闘機F22の輸出について、
禁輸措置解除という法的要件のほか、輸出仕様にすることによる価格の大幅な上昇など
「障害は非常に大きい」と述べ、実現は困難との見方を示した。
ワシントン市内で開かれたシンポジウムで語った。

F22は日本も次期主力戦闘機(FX)として導入に意欲を示しているが、
米政府はコスト高などを理由に新規発注を停止し、187機で調達を打ち切る方針を決定。

このため、選挙区に関連工場などを抱える議員らを中心に、
米軍の調達継続や輸出を求める声が出ているが、
ゲーツ国防長官はF22のかわりに、汎用性の高いF35の開発、製造に注力する考えで、
日本側にもF35の導入を推奨している。(共同)


 まあ、ある程度予想通りで、F−22を推してた私からしてみれば、あー、やっぱりかあ。という感は有ったり無かったり。まあ、それはそれでいいのですが、熱心に売り込みをかけて来ていた欧州勢が、かなり気前のよい発言をしていたり。

英BAEシステムズ、「FX」採用ならユーロファイターの技術情報を開示(ソース:日本経済新聞

 英BAEシステムズのアンディー・レイサム副社長は11日都内で記者会見し、日本の次期主力戦闘機「FX」の候補機である欧州のユーロファイターについて、日本が採用を決めた場合、日本でライセンス生産がしやすいよう詳細な技術情報を開示する考えを明らかにした。

 日本の戦闘機は代々、米軍機をライセンス生産してきたが、詳細な設計情報を開示しない「ブラックボックス」化が進んでいる。日本の防衛産業は先端技術に触れられず、生産や整備面での障害になっている。レイサム副社長は「我々はブラックボックスを設けない」と述べ、米国との違いを強調。ユーロファイター採用のメリットを強調した。

 FXを巡っては、防衛省の大本命だった米ロッキード・マーチンの最新鋭機F22がオバマ政権の発足を受けて生産中止される方針となり、選定作業が混迷している。(11日 19:51)


 実際、江畑謙介氏の『使える兵器使えない兵器』によると、F-4EJの際は95%だった国産化率が、F-15Jの際には75%にまで下がっており、F-22ではさらに下がる事が予想されていました。この点はまず間違いなく懸案事項でした。コストを高騰させてまで、国産化率を下げて、ライセンス生産する意義があるのか、という問題が。もっとも、取らぬ狸の皮算用になりましたが……。

 無論、ユーロファイターにしたところで難点はあります。それは今まで導入してきていたアメリカ機とは規格が違うため、整備を覚えるところから入らなくてはならず、これもまたコストや時間がかかります。この点が、いや、無いんじゃね、と私が何度も言ってきていた理由です。
 ですが、F-22は完全に引導を渡された形となってしまっています。そしてF-18や、ないしはF-15SEなどもありますが……。ひょっとしたら、日本の空をユーロファイターが飛ぶような形となるかもしれません。
 とはいえ、ハードルも高いので、一体どうなるのでしょうか……。




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白燐弾関連について

 なんというか、全般的にゴチャついていて、正直見るだけでもワケワカメな状況になっており、触るのもなあ、と思っていたMIBですこんばんわ。

 いや、以前に『特殊な状況下でもなけりゃ、ホスフィンが発生するなんてありえねーよ』と書いた記憶はあるのですが、生来の面倒くさがりが災いして、次を書く気がしなかったわけです。この問題はここ数年くすぶっているのですが……。
(今そのエントリを読み返してみたら、照明弾と煙幕弾を混同して書いていた。照明弾には白燐は普通使われないだろう、と当時の自分に言ってやりたい……)

 というより、白燐だって直撃すれば危ないってのは殊更言うまでも無く、ちょっと考えればわかる気はするのですが……。しかし、白燐弾そのものの殺傷能力は低い、とされていますし、煙にしたところで、大量に吸い込まなければ変調は出ないとされています。
 というか、総火演で白燐弾は使われているわけで、その煙を浴びてる観覧者に身体的な不調が特に見られない、と言う時点でよくわかると思うのですが。

 あと、この問題では週間オブイェクトで散々取り上げられているので、そっちを見てもらった方がわかりやすいかと思います。なぜかトラックバックもコメントもしないで、勝手に噛み付いてる方がいらっしゃったりするのですが……。
 大変ですね、自分の過ちを認められない方は。それにしてもこの人の書いてる記事、ほとんど中傷の域だと思いますが……。トラックバックも送っていないようですが、自分が反論されるの、そんなに嫌なのかしらん。

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キッズgooはじかれサイト同盟 Kの国ネタだとかサバゲとか言われてもさっぱりわからない坊ちゃん嬢ちゃんには向きません、ていうか帰ったほうがよい。
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  • Author:MIB◆UXRnqm5Odo
  • ハーシュノイズが好きだったりサバゲーが好きだったり読書が好きだったりと節操の無い人間
    小説を書いてたりもするが、少々ダメ人間風味
    広島にて生まれ広島にて育ち、お好み焼き(広島風)を愛する人間、だからモダン焼きとか広島焼きとか言うn(ry
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